カサ・バトリョ(アントニ・ガウディ設計)の紹介
今回はカサ・バトリョ(アント二・ガウディ設計)をご紹介します。
スペインのバルセロナのグラシア通りで最も際立つこの建物は
店舗兼住宅だった建物の改築工事として実業家からの依頼で受けた
仕事でした。1904年(52歳)の時着工し完成は1906年です。
3階から上部の壁面には色鮮やかなセラミックタイルの破片を
モザイク状に貼り付けています。青空と見事に調和し美しい建物でした。
バルコニーの手すりは頭蓋骨を思わせ、屋根には恐竜の背骨を連想
させるような奇抜なデザイン。内部のメインフロアの天井には渦巻き状に
うねる雲の中心に太陽の光を連想させる照明が装飾されています。
自然界のモチーフを引用し構造的にも合理的で、美しいデザインが随所
に見られるガウディの才能がいかんなく発揮された建築です。
外観写真
外観写真
2階平面図
2階メインフロアのサロンの渦巻く天井。
同上
サロンからグラシア通りを望む。
階段上部のトップライト
中央の吹き抜け、光の届きにくい下階ほど、タイルの色を
明るく施している。
吹き抜けの低層部。
2階のテラスに面した休憩コーナー。
同上の近影
屋根裏、13の連続したアーチが用いられている。
屋上テラス、鉄兜のような煙突と排気筒には破片タイルが装飾されている。
次回はバルセロナの美しい町並みや印象に残ったその他建物を
ご紹介したく思っています。
スペインのバルセロナのグラシア通りで最も際立つこの建物は
店舗兼住宅だった建物の改築工事として実業家からの依頼で受けた
仕事でした。1904年(52歳)の時着工し完成は1906年です。
3階から上部の壁面には色鮮やかなセラミックタイルの破片を
モザイク状に貼り付けています。青空と見事に調和し美しい建物でした。
バルコニーの手すりは頭蓋骨を思わせ、屋根には恐竜の背骨を連想
させるような奇抜なデザイン。内部のメインフロアの天井には渦巻き状に
うねる雲の中心に太陽の光を連想させる照明が装飾されています。
自然界のモチーフを引用し構造的にも合理的で、美しいデザインが随所
に見られるガウディの才能がいかんなく発揮された建築です。
外観写真
外観写真
2階平面図
2階メインフロアのサロンの渦巻く天井。
同上
サロンからグラシア通りを望む。
階段上部のトップライト
中央の吹き抜け、光の届きにくい下階ほど、タイルの色を
明るく施している。
吹き抜けの低層部。
2階のテラスに面した休憩コーナー。
同上の近影
屋根裏、13の連続したアーチが用いられている。
屋上テラス、鉄兜のような煙突と排気筒には破片タイルが装飾されている。
次回はバルセロナの美しい町並みや印象に残ったその他建物を
ご紹介したく思っています。